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無痛分娩体験レポート。ミツ編。

この前は、長男ハルの時の無痛分娩の記録を書きました。

ハルの時は麻酔を使った時間が短かったので、出産後の私はヘロヘロでした。

無痛分娩は体力的にラクだよ! という話はどこへやら。

本陣痛が来てから10時間半で産まれてきたので、初産のくくりだと安産の範囲内だったのですがね。

でも、最後の2時間しか麻酔使っていないし、安産と言われても出産ってこんなにしんどいものなのかーというのが、第1回めの素直な感想です。

ミツは産まれて1か月。今回の記録は、経験したてほやほやです。

今回は計画分娩という形になりました。上の子がいるということは、母である私が入院している間、上の子を見ていてくれる人がいなければなりません。

陣痛がいつ来るかわからないのに、陣痛起きてからハルの保育園に連絡して、実家に預かってもらって……なんてやっている暇はありません。

そのため、『母体の様子を見ながら陣痛促進剤で人為的に陣痛を起こし、痛みに合わせて麻酔を使って計画的に赤ちゃんを産もう!』という形になりました。これが計画分娩です。

今回は麻酔を使える時間めいっぱい使ってもらい出産に臨めた、大成功と言える記録です。

無痛分娩を希望されている方の参考になれば幸いです。

計画分娩の日取り決定

ミツの出産に至るまで、本当に様々なトラブルに見舞われました。それは今度書こうと思います。

そんなトラブルを経て、出産予定日の3日前、計画分娩は行われることになりました。

妊娠9か月に入ってから妊婦健診は1週間ごとになります。内診で子宮口の様子を診て、赤ちゃんが産まれてこれるくらいに十分柔らかくなっているかが日程を決めるのに重要だとのことでした。

陣痛促進剤を使っても子宮口が柔らかくならないと、追加で薬を使用することになります。

もちろん母体の様子をみながらの繊細に薬を使用していくことにはなりますが、過強陣痛というリスクを高めることにつながるようです。

AM9時、入院してからの無痛分娩記録

入院セットを一式持って、いざ!

入院するとすぐに分娩室に通されました。分娩予備室でもなく、分娩室。

「本当に、今日産むんだな」と実感がふつふつ沸きます。ドキドキしつつ、トイレを済ませ、着替えて入院書類に記入。1時間ほどは採血や点滴をとられたり、今日のスケジュールの説明を受けたりといった、準備をしました。

そして10時。プロスタグランジンという陣痛促進剤を内服。無痛分娩の開始です。

いきなり注射の陣痛促進剤を使うと、急に子宮が収縮することになりとっても痛いそうです。そのため、1時間ごとにこの薬を飲んで、やんわり子宮収縮を促していきます。

内服したら、横になったり好きなことして待つだけ。ちなみに面会もOKだったので、母にハルを連れてもらえるかメールしたりしていました。

内服してもすぐに効果が出るわけではないので、収縮が始まるまではヒマです。

11時になり、再び同じ薬を内服。その30分後に、これは、破水か……? という感覚がありました。

ハルの時は自然な破水を経験することはなく、産まれる直前に羊膜を先生が切って出産に至りました。もっと水分がドバっと出るもんだと思っていた私は、果たしてこれは破水なのか、それとも漏らしただけなのか、ナースコールで知らせるまで修羅場でした。笑

結果、「破水しましたね」とのこと。いよいよだ。この時点でビクシリンという点滴を追加されました。抗生物質。B軍溶連菌というのですが、本来母体にいてもおかしくない菌ではあるものの、赤ちゃんが産まれてくる時にそれがうつると悪さをすることがあるものを持っていました。それを防ぐための点滴です。

何事もなかったかのように12時がきて内服。

特に面白いことも起きず、13時の内服も済みました。

12時から13時までの間、陣痛の感覚は15分ごとでした。NSTの数値にして60くらいなので、我慢はできるけれどまあまあ痛かったです。

14時の内服も済んだ時点で、ちょっと痛みが我慢できなくなってきました。

でも前回の出産時に比べたら、まだまだ出産は先だろうなーという程度でしたが、担当助産師さんが主治医に「○○さん(私)がだいぶ痛そうですよ」と伝えてくれていました。

主治医が来て「このまま夜になったら、安全のために麻酔が使えなくなります。夜になっても痛み止めだけは使えるけれど……」

前回のソセゴン(和痛分娩に使用する、筋肉注射するタイプの強めの痛み止め。麻酔ほどの効果はない)のことか。

「急にお産が進んだ時のために、背中から管入れて最初の麻酔入れてしまいましょうか?」

まだ入れないという選択肢もあったけれど、麻酔が使えないかもと聞いたとたんにビビっていたので、食い気味でお願いしました。

歩いて手術室に向かい、手術台に乗って背中に麻酔を入れてもらいます。

左向きに横になって体育座りをするように丸まり、心電図モニターを付けられ血圧やSpO2(血液の中の酸素の状態)を測定され、背中を消毒。冷たい。背中が押される感覚があり2回チクチクしたと思ったら、背中の真ん中より少し下あたりから腰が温かくなっていく感じが広がりました。そして徐々に足が痺れていく……。

刺される部分が見えずに緊張しました。ベテランの看護師さんが手を握ってくれたのですが、手汗がすごくて申し訳なかった。

足は動かせるけれどい、痺れて動かしにくい。しっかり力が入らず、もう立てません。もう一度血圧などを測られ、ストレッチャー(患者輸送用の細長いベッド)にせーの! で運ばれて、元の部屋に戻ります。

陣痛の痛みに比べれば、チクチクは全然痛くないですよ。怖いけれど。

もう陣痛の痛みは全く感じません。素晴らしい。張っている感じはわかりますが、心なしか鈍くなりました。

そうして15時になり、最後の内服。子宮口はすでに5cmですが、痛くない。

16時40分頃に、少しずつ痛みが出てきました。前回の出産では痛み止めが切れたとたんに
地獄をみたので、早めの痛み止め追加をお願いしました。

17時頃、子宮口7cm。NSTの数値と感覚で張っている感じはわかりますが、ほぼ痛くありません。

18時頃に再び痛くなってきて痛み止め追加。1時間くらいは効果があるはずなのに、18時20分になったとたん、急に痛みが増してきました。

子宮口を調べてもらうと、9.5cm。!!

しかしこの時点でも、陣痛の波の間に、夫に「もう産まれそうだわ」とメールできるほどの余裕がありました。それまで痛くなかったので、体力が有り余っています。

そこから、お腹の中からお尻に向かって押される感じがだんだん強くなっていきました。

「いきみたい感覚あります?」と訊かれたので、はいと答えました。

18時40分で、子宮口が全開大。それまでは、呼吸を誘導され、いきみたい感覚を逃しつつ待ちました。もうかなり痛い。かなーり痛い。

そして50分くらいから、もう限界な痛みが襲ってきました。長男出産時、こんな感じだったわというくらいの痛み。

呼吸も乱れていたためか、この時点で酸素マスクをつけられました。

「いきんでいいよ!」と待ち望んだ言葉を言われ、唸り声をあげつついきみます。

しかし「斜頚ですねー」と助産師さんたちが話している……。首の位置が斜めになってしまい、引っかかって出てきにくいらしい……。

いきみに合わせて医師がお腹を上から押すことになり、いきむこと2回。お腹を押されるのもそうですが、赤ちゃんが出てこようとする感覚がわかり、特にお尻の方がすごく痛かったです。

波は過ぎそうだったけれど、足の間に頭が挟まっている感覚がありとても痛かったので、(もう一回陣痛の波が来るのが嫌だ!)と最後にもう一回いきみました。次(の波で産まれる)かなーと思っていただろうスタッフの皆さんを慌てさせてしまったのは表情でわかった。すみませんでした。

少しいきんだだけで、

「あっ、力抜いて!」と言われてしまいました。

言われたとおり力を抜くと、するすると引っ張られる感覚があり。

19時ちょっとすぎ、産声を張り上げ、ミツが産まれました!!

思わず叫ぶくらいの痛みになってから、8回いきんで出産となりました。

無痛分娩2回目の感想

前回は夜中に本陣痛が来たのですぐに麻酔を入れてもらえず、陣痛を7時間経験しました。

それに比べて、今回は痛かった時間はトータルで40分ほど!!

どちらが楽かは一目瞭然ですね。

ミツはハルよりも1000g弱も大きかったので、出てくる時はハルの時より痛かったです。

それでも陣痛で感じる痛みが短かったため、体力の回復も早く、わりとすぐに動くことができるようになりました。

陣痛に苦しむ時間が少ないこと、体力の回復が早いことを実感できた出産体験でした。

もし、もう一度出産を経験することになるなら、また無痛分娩を選択したいと思います。