子どもとの関わり

私が子どもたちにいろいろな経験をさせたいと思う理由。

この前、某お笑い番組を見ていた時のことでした。
ア〇トークです。笑
芸人さんの一人が、お母さんが過保護で、けがをするからと外で運動もさせてもらえず育ったという話をしていて、なかなか衝撃を受けました。

人様の家庭の育て方にまで口を出すつもりはありません。
それぞれのご家庭で考え方は違うのは当たり前ですし、確かに私も子供が何をするにも心配なことは数多くあります。
しかし、だからと言って、外に出して遊ばせないという選択肢は、私にはありませんでした。
なぜか。私が外で遊ぶのが好きだったからですかね。
あと、外で遊ばせないということは、子どもが<経験する>機会のひとつを失くすことだな、と思うからです。

外で経験できることは、本当に数えきれないほどありますよね。
その機会をすべて奪うのは、もったいなさ過ぎると思います。

子どもにいろいろな経験をさせたい

子どものころ、私の親はできるかぎり私に様々な経験をさせてくれようとしていたと、大人になってから感じます。
動物園にも、水族館にも、遊園地にも、父親は少ない休みを使って連れて行ってくれました。
習い事に関心が高かったのは母親です。
小学生の時、学年が上がるたびにピアノやってみる? 習字、習ってみる? そろばんって、学校で習ってみて面白かった? など、誘い文句は様々でした。
結局、いま挙げたものは全部「いやだ!」と断り、興味のあった2つの習い事を中学生までさせてもらいました。
具体的には、テニスと学習塾です。
運動するのは好きでしたが、周囲と争うのは苦手だったので、大会で優勝したい! という情熱はありませんでした。しかし、ひたすらボールを追いかけて打ち返し、ショットが決まった時の快感は、すがすがしいものです。楽しい!
社会人になった今でも、たまに家族とテニスをしに行ったりします。

学習塾では、自分自身と戦うということを学びました。
こう書くとどこかの面接試験のようですね。笑
上の通り、争いごとは苦手でしたが、紙のテストはスポーツほどその場で勝ち負けがはっきりしません。点数で勝ったからと言って、負けた相手のそばで喜ばなくて済みます。
テニスはそうだったんですが、勝敗がついた後、負けて泣いている相手と握手したりしないといけないんですよ……。テニスを楽しみたかっただけの私はそれが嫌で嫌で、大会を欠席するにはどうしたらいいか悩んだほどです。
勉強では、せいぜい順位が張り出されるくらいでしょう。その順位に対して周囲からとやかく言われることが、スポーツに比べれば少なかったので気楽でした。
そして、勉強すればするだけ、順位が上がるのが嬉しかったです。行きたかった高校に行ける確率も上がりますし。
同時にさぼれば、それは確実に自分に返ってきます。

ゲームなどの誘惑に負けたこともありましたが、遊びたい! という気持ちを抑えつつ勉強を積み重ねた結果、高校に合格するという経験ができました。
努力が実を結ぶことを知った、初めての大きな経験だったかもしれません。

国語の先生の授業が特に好きで、そこから「私は読み書きすることが好きなんだ」と気づけたり、数学の先生にナンプレを教えてもらって趣味になったり、勉強以外でも得たものが多かった3年間でしたね。塾に通って良かったです。

公園で思いっきり走り、さわやかな気持ちになる。
昆虫や鳥がどんな色形をしていて、それがカッコよかったりキレイであることを知る。
川や風が生み出す音を知る。
本を読んで、琴線にふれる物語や言葉に出会う。
音楽を聴いて、心が躍る感覚を味わう。

どんな小さな経験でもしておけば、数多くの中から自分が本当に好きなもの、心動かせるものにいつか出会えると思います。
それは、きっとその人の人生を輝かせてくれます。

経験<しない>ことによるデメリット

経験したことと、そうでないことには、理解に格段に差ができると思いませんか?
話題のワンオペ育児ですが、「家にいる方は子どもと遊んでいるだけなんだから楽だろ?」という意見を持つ側は、だいたい外に出て働く方だそうです。
子育て&家事を同時に行うことほど、頭と体を酷使することってなかなか無いんですけどね。
私もここまで自分の思い通りにならないことがあるんだと、子どもを産んでから知りましたよ。本当に大変です。
経験したことがないと、そういう意見が出るものです。

それくらい想像しなさいよ、と言われるようなことでも、経験があるのと全くないのとでは行動がまったく違ってきます。想像も、経験に基づくものです。

共働きが当たり前の時代になりましたね。
男だから女だからと、行うことに差をつける時代はもう終わったのだと思います。
子どもたちには、自分のことは自分でできるようになってほしいし、大切な人ができたら、思いやりのある行動をとれる人になってほしいです。

様々な経験をさせることは、決して子どもたちの損にはならない

子どもたちの将来のことまで書きましたが、ここまで壮大じゃなくてもいいんです。
例えば幼少期に出会った本や音楽が、一生好きなものになったり。
幼い頃から習っていたことが、好きで好きでたまらない趣味になったり。
子どもたちがそういうものに出会うことを想像しただけで、ワクワクしませんか。
人生を輝かせてくれるものはいくつあってもいいと思います。

楽しんで生きてほしい。
そんな思いで、子どもたちを育てていきたいと思います。